第8日目 2013年8月16日(金)島田~袋井 31.3km

4:00、アラームで起床。すっかり体の疲れもとれてとはさすがにいかないが、ぐっすり眠れた。2:30頃、一度目が覚めたがぐっすり。 ありがとうございます。念入り、かつシンプルにテーピング(予防含む)して身支度。5:00部屋を出る。ありがとうございました。


《念入り、かつシンプルにテーピング》

ホテルを出る、最後に水(110円 南アルプス)を買ってホテルを出る。うまい!!朝の冷たい水!! 足もちゃんと治療したおかげでずいぶん楽。


《お世話になった「ホテル123」》

 

《「大井川 川越し遺跡」へ》

 

《朝早く建物は閉まっている》

 

 

 

川の渡しの所で水撒きをしていた親切なご夫婦に、(見学)施設を開けてもらい見学できた。ありがとうございます。


《川越(かわごし)人足》

 

《川越人足の待機所「番宿」(ばんやど)》

 

 

《仲間の宿》

 

 

 

《川役人が業務を行う「川会所」(かわかいしょ)》

 

 

 

《「連台」人が乗って川越人足が担ぐ》

 

《見学しているうちに日が昇ってきた》

《「川会所」のスタンプ》

《大井川へ》

《大井川 広い!》

恐れていた大井川、さすがにでかい。橋長い!! 歌を歌いながら(主に甲子園、運動会の曲)なんとか制覇。


《向こう岸が見えない!》

 

 

《越すに越されぬ大井川 高い!怖い! 長さ 1026.4m》

 

 

《向こう岸、金谷宿川越し場跡へ》

 

《大井川鉄道 古い近鉄の特急車両が走る》

 金谷を過ぎ、石畳へ。これがまた坂がきつい。「すべらず地蔵」さんにお参り(10円)。


 

《上り口の「石畳茶屋」 朝は閉まっている》

 

 

《すべらず地蔵さまに安全祈願》

《菊川坂 地元の方の協力で復元された》

 

 

菊川の里へ下ると、ほのぼのして静か。若い女の子も挨拶してくれる。そこから登り、ちょーきつい。杖が置いてある。


《小夜の中山への登り口》

《牧ノ原台地の茶畑が広がる》

 

《まさに杖にすがりながらの急坂》

《一面の茶畑 陽射しに焼かれ、茶の香が風に乗って来る》

 

登りきると一面茶畑。ここで働いている方大変だろうな。ほんとうに昨日、ここまで来ないで良かった。ほんとうに感謝です。ありがとうございます。 坂の途中、ちょっと一休み。セミの声、風の音、鳥の声、みんな周りにいる。

※宮司さんはわざと言ったのではないか。次の峠には悪い霊が二つくらいいると脅かすことで、行きすぎを思いとどまらせ、慎重にさせてくれたのでは。 昔のきつい坂、峠には色々な言い伝えがあるが、そんなところから出てきたものもあるのでは。

大井川を渡ってから旧道。コンビニなどは無く、金谷の駅を過ぎてからはずっと自販機も無い。菊川の里にも無く、そのまま中山の峠に突入していた訳だ。 (途中の茶屋も朝は休み)


 

《夜泣き石伝説ゆかりの久延寺》

《子育飴」 峠の茶屋はまだ開いていない (8:32)》

 

峠の上でも茶店は休み。トイレの水道で何とか頭を流し、水道の水を飲む(大丈夫か?)。峠の看板を見ると、「箱根に並び称される難所の小夜の中山峠」と書いてある。 早く言ってくれ!! ほんと昨日突入しなくてよかった!!


 

まわりは茶畑で匂いが気持ちの良い風にのってやって来る。遠くの下の方の里では、広報のスピーカーが「35℃以上」などと注意を促している。まだここは涼しい、風もあって。峠を下りたらきついかな?


 

峠のちょっと先に自販機が登場した!!(あー、トイレの水なんか飲むんじゃなかった!!)130円でダイドースポーツドリンク500mlを買う。 「おはようございます。今日も暑いですね」と自販機がしゃべった!!「気をつけて行ってらっしゃい」と取り出した後もしゃべった!!


《松尾芭蕉の句碑 : 道のべの 木槿(むくげ)は馬に 喰われけり》

《「子育飴」「夜泣石」など 峠・難所には様々な伝説が残る》

気にしすぎか、心配通りか、なんとなくハラが差し込んできた気がする。しかし、坂道の下りはヒザに来るといけないので、小幅にきゅっきゅっと下る。 すると、ちょうどケツのコーモンを中心に閉めるように力を入れることになるので、多少の差し込みが来ても大丈夫だろうとタカをくくって歩く。

しかし、金谷から菊川、小夜の山中峠、日坂間はめちゃめちゃ坂が急できつい。旧道なので強烈さはそのままだ。ホント昔の人は大変だ。


 

 

日坂の宿場町まで来る。こじんまりとしてあまり店もない。しかし、トイレがとてもきれい。多目的用のトイレもあり、なんとウォシュレット。 ちょっと心配な下痢ピーの素も出しときたかったので、うんこすることにして、ズボンとパンツをおろす。「おーっ!!」なんとうんこモレてるでないか!!  自覚は無かったが、グレーのパンツに黄色いしみ!! ウォシュレットで良かった~!! うんこを出し、ケツもきれいに洗ってパンツをはきかえた。 (パンツは替えないで)そのままでも良さそうだったが、「万全の体制で歩くべし」のルールに則った。脱いだパンツはビニール袋に入れたが、、、捨てるかな。 さらに万全のため、水(110円)ダイドー富士山天然水500mlを買い(自販機、またしゃべった。今度はおはようは無し)、正露丸を3粒飲んだ。


《ウォシュレットのトイレ よかった、、》

 

掛川までまだ少しあるが、朝飯喰ってないので、サークルKでおにぎりセット(298円)と麦茶(98円)買う。 店の前は日向なので、少し歩いて、休日の工場の駐車場みたいな木陰で喰う。梅干し1個も喰う。(サークルKにパンツ捨てた、、)

ようやく掛川。一度駅に行きかけたが、ここも何もなさそうな町。そこで城へ行く。さっと城内をのぞいた後、橋のたもとでダイドースポーツドリンク(130円)、自販機またしゃべる。 こんどは「こんにちは、午後も頑張って!」だって。足湯もあるが、テーピングなどしているので入らない。


《掛川城 大河ドラマ「功名が辻」の山内一豊の城》

《平成6年、日本で初めて木造で当時のままに再建》

向かいには「掛川天然温泉足湯カフェ」など、公衆トイレはまたもウォシュレットで助かる(無理やりうんこ、あまり出ず)。なんと手洗いのところにコンセントが!!  ちょうど携帯5%なので、そこで充電して、トイレの前のベンチでねばることに。13:39~

売店で掛川茶ペットボトル(150円)買う。なぜかショパンとかピアノがBGMで流れている。水の噴霧クーラーもある。まったり、ポヤ~っと、充電と涼しくなるのを待つ。正露丸3粒飲んでおく。


 

 

 

 

右腕より、左腕の方が焼けている。西に向かって歩いているから、右は北側、左は南側だからだな。(おしっこする、ちょろっと)今、14:40くらい。15:00に出るか。 ちょっと影って来たから、やはりもう出るか!! 充電78%くらい、ありがとう!!

(自販機、ダイドー富士山天然水500ml 110円、またしゃべった!!)

掛川から袋井へ。田んぼが増えてきた。穂が付き始めている。早いモノは実も入っている。西へ向かうは秋へ向かうと同じか?(暑いは暑いんだけどね) でも、一面の田んぼの向こうに新幹線が走る。風も心地よい。


 

 

《田んぼの中を新幹線が走る》

 

《在来線、東海道本線も走る》

 

愛野駅まで来た。ちょっとベンチに座ってから、駅前のサークルKでおにぎり(110円 おかか)と水(78円)を買い、食べながら歩く。線路沿いに袋井方面へ。 途中、「親水公園」という広い広場があり(途中、ダイドー天然水500ml 100円買う)、さすがジュピロ磐田とか近い、サッカーが盛んらしく、芝生の3面くらい撮れる大きなサッカー広場もある。ちょっと一服。

右足、中指の付け根がちょっと痛かったのでチェック。しかし、とくに何もなく、指に巻いていたテーピングがよれて、丸まっていたのがあたっていたみたい(ホッ!!)。


 

《どこまでも続く道》

 

袋井駅まで来た。17:30くらいか。磐田までは8kmあるようなので、今日はここで泊りだ。風呂などは無さそうなので、キャンプを。

駅から北の方へ行くと、旧東海道、おーっ!!、そこには袋井宿公園がキャンプにはおあつらえ向きの芝生敷き。 しかも目隠し(になる壁)、トイレ(和式だが紙あり)、水道がそろっている!! 他にも川沿いのお寺の横にもキャンプ出来そうな公園あり。 新道まで来ると、「なか卯」や「ステーキガスト」などある。「金の豚」に入り、「浜松ギョーザ・レバニラのセット」(600円+44円)を奮発する。


《袋井宿公園 テントに最適! 各宿に求む!》

 

《東海道五拾参次、二十七番目の宿》

東海道など、街道の宿場町では、公園にバイクや徒歩の旅人がテントを張れるように整備したらいいのに。ただし、火気厳禁で、近所の食堂や風呂屋を使うことを条件にするなど。

浜松ギョーザ、う~ん!?おいしいのかな!?なんか、べっとりしてよく味がわからない。袋井は東海道まん中の宿場だ。いよいよ半分来たのだ。


《金の豚なる店、浜松ギョーザ、、うむむ》

飯の後、さっきの公園まで戻る。この公園は駅の方から来て橋を渡った所にあるが、橋の反対側には警察派出所がある。ちょっと安心かな(でも注意とかされるかな)。 歯を磨き、テントを張り、水道で頭を流し、濡れタオルで体を拭く。汗でぬれた下着やズボンを乾いたものに替え寝る。

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