10日目 和田宿~下諏訪宿 2014年8月14日(木)
夜、やはり何度か目覚めつつ、2:30頃には「歯を磨こう」と思って磨いて、テント内で磨く方法を編み出した。(ペットボトルを使った排水方法)
その後5:00くらいに目覚めるが、何度か二度寝して6:00に!! 寺田先輩からFBメッセージ来ていた。外は薄曇りだが、晴れそうな感じ。夜は寒かった。まさかこの旅で、涼しさは山ゆえにあっても、寒さを感じるとは!!
スマホもソーラーで充電していたモバイルバッテリーで100%になった(もともとスマホ購入時についていたケーブルでつなぎ、(2A出力ではなく)1Aで充電するのがよさそうだ)
7:08、準備完了。足にテーピングを貼ったり、荷物のパッケージ、テントをたたむなどしていると、あっという間に一時間かかる。トイレ小も野外でした(すいません、昨夜も外でしました)。
さあ、今日は和田峠から下諏訪だ。長丁場がんばろう!!
出発してしばらくすると雨が降って来た。リュックカバーをかぶせ、傘をさして歩く。道はずっと登り坂。途中、旧道(ハイキングコース)の山道に入ったりしながら歩く。 きれいに残った一里塚を見てさらに進むと、和田峠トンネルの道と旧道への分岐となり、いよいよ本格的に登る。雨の中なかなかきつい。
9:00、接待茶屋まで来て休憩。おにぎりを食べる。無人だが囲炉裏やかまどがあり、火を燃やした跡もある。茶屋の前には湧水があり、人気らしく(雨降りの)今日も水汲みのクルマが来ている。 静かだ。雨音と沢の音、遠くでからすの声。寒くなるといけないので休憩中は上着を着る。ペットボトルに水を補給。9:30出発。
12:401、雨の中、厳しい道のりだった。古峠を越え、諏訪側に入り、やはり厳しい道を下って来る。途中国道にようやく合流し、しかし、大型トラックも走る道の路肩を歩くのも厳しい。登坂車線があるので、 山側を歩くようにとの指示が峠のポストにあった、諏訪側の保存会の方が作った地図に書いてあった。それに従って何とか下りてきた。
まだ途中だが、水戸藩士の墓の少し先の信州ペット霊園のところで一休み。近くに養蜂の箱も置いてあった。途中、歩きながらパンも食べた。座るところも無い、厳しい道のりだった。固形のチョコ味栄養菓子も食べる。 この先歩きながら食べよう。晴れ間が出たが、又すぐに曇ってしまった。山の天気か。
13:22、途中、ちょっと座って休んでいたら、バス(JR? 路線バス、小型)の運転手さんが、わざわざ停まって、「乗ります?」と声かけてくれた。(僕は道の反対側に座っていたのに!!) 「ちがいます」と手を振って頭を下げたら、にこにこして行った。親切だなー、長野。この先にバス停があるのだろうか。
13:35、下諏訪町の途中の町屋敷(まちやしき)公園で一休み。ほんとに道中、店も何も無い。自販機も見ない。今いる公園は、住宅の並ぶ一角の小さな公園だが、周囲に店らしきものは何も無い。 和田宿から本当に何も無い(接待茶屋の湧水はある)から、本当に昨日補給しておいてよかった。天気で暑い盛りなら死活問題だ!!
しかし長野県、さらに諏訪に入ってから中山道の案内標識がとても親切。本当に要所要所に設置していてくれる!!
下諏訪宿到着。あいかわらず小雨・曇天で遠景は望めない。中山道、唯一温泉のある宿だそうで、いたる所に温泉の湯が出ている。旅館も多いようだ。観光客も見かける。
今夜はここで宿を取り、四日ぶりの風呂(出来れば温泉!!)に入り、体制を整えたい。昨日ネットでちょっと調べた所、満室表示だったりした所が多いので、駅の観光案内所で聞くことにした。気の良さそうなおじさんが、 心配そうにあちこち電話してくれた。今はお盆で客が多いのと、明日は諏訪湖の花火大会があるので、どこも満室だという。何軒か℡してもらったが、やはり満室。最後に駅前のビジネスホテルに℡してもらった。 すると一室だけキャンセルが出て空いているとのこと。喫煙可の部屋だと言うが、そんなの気にしません!! しかし、値段は素泊まりで1万円、朝食付きで10,600円だ。(高い!!)普段は6~7,000円だが、 お盆の時期(花火大会の頃)は、繁忙期で高いのだそうだ。7時からの朝食付きでお願いする。外は大雨になって来た。
駅からすぐのホテルに向かう。(案内所のおじさんに、万治の石仏の飴をもらった。明日から歩く、木曽路のパンフなどももらった!! 万治の石仏の『万治札』もいただいた。)
チェックイン。4Fの部屋(最上階)。地下には温泉があり、男女時間交代制とのこと。残念ながらコインランドリーなどは無い。(歩いて)7~8分のところにあると言う。夕食を探しがてら、温泉に入ってから行くか。
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