6日目 松井田 2014年8月10日(日)


《本日の歩行距離0km (累計136.96km)》

昨夜はベッドに入ってからも少しテレビを見たり、スマホを使ったりで0:13頃に寝た。ぐっすり眠り、早朝一度目が覚めるも7:00に起床。外は雨が時々強くなったりしながら降っている。 テレビニュースでは高知県に(台風は)上陸しているという。

顔を洗ってトイレ小(宿に来てからは到着日夜小、2日目朝セブンイレブン(ウォシュレット)で大小(いつものような軟便)、夕 方小、寝る前小、3日目が今で朝小)。 (体重は、1日目風呂前65kg、2日目65.2kg)(旅の1日目は風呂前64.75kg、風呂後64.45kg)


《朝の足のようす》

7:48、朝食を運んでいただく。「昨晩はエレクトーンやピアノをありがとうございました」と言うと、「こちらこそ楽しかった」と仰っていただいた(お汁のお椀が空だった(笑)ので、階下にもらいに行った)。 朝食後、新聞・テレビなど見てから、下着類の洗濯。洗濯バサミ役に立つ。


《今日の朝食》

《今日の新聞》

10:35、外からSLの汽笛が聞こえてきた。ネットで調べると、お休みの日など横川の方からSLが走るらしい。ニュースを見ると各地で台風被害が広がっている。

左足の腫れが思うように引いていかない。今日の風呂は遠慮した方が良いかと思う(温めすぎない)。天候的には明日から歩けそうだと思うのだが、足が心配だ。

今まで6日経ってまだ135kmしか進んでいない、、あと400km。何日も逗留するわけにもいかない。

15:30頃、トイレ小してから階下に降り、玄関の外に出てみる。雨はしとしと降る。スマホで写真を一枚。 ピアノを弾かせてもらおうと思うが、あまりに生活感のあるシチュエーションに、やはり一人勝手に弾くのははばかられてしまうなぁ。

しばらくすると女将さんが帰って来るのが窓から見えた。それに合わせて階下に降り、ピアノ・エレクトーンをお借りする。僕が弾き、女将さんが弾き、お嬢さんが弾き、楽しく過ごす。 お嬢さんのショパンが上手い。2時間くらい演奏を楽しんだか。

高校生の娘さんに旅の話などする。長男は信州大学の学生で、普段は長野県にいるそうだ。今は夏休みで帰って来ている。長男も昔ピアノをやっていたそうだ。

今が旅の途中なのか、何の途中なのか。不思議な感じだ。息子さん、娘さんともに大人しく良い子達だ!! 途中、ご主人もお帰りになられ挨拶する。夕食はご主人も一緒に部屋へ運んでくれた。


《最後の夕食》

夕食後、また階下からエレクトーンの音が聞こえる。膳を下げて1階に降りると、女将がエレクトーンで「トルコ行進曲」を弾いていた。さっき僕がピアノで拙く弾いていた曲だ。 それを聞いて楽譜を探したと言う。すると「もう一つ出し物がある」と言って、娘や姪っ子を集め、さらにはご近所にも電話をし始めた。 みんなで合唱をして下さると言う。 近所の男の子は急だったため、来られなかったが、高3のお嬢さんのピアノ伴奏、中1、小4の姪っ子、女将の4人で演奏してくれたのは「大切なもの」という曲だった。

少し涙が出た。まさか歌まで歌って下さるとは。足はまだ腫れているが、明日には出発しなくては。ありがとうございます。


《心夕方、まだ雨は降る》 

夜、足のことを考えて風呂はご遠慮してシャワーだけ使わせてもらう。ひげを頬、あご下のみ切り揃える。体重は67.5kg。う~ん、もりもり朝晩ごはんを食べて、一日部屋にいるのだから、すぐ体重は増えるよな、、、。


《夜、寝る前の足のようす》


~今日のFacebookから~


FACEBOOK 2014.8.10 PM21:02
日中、雨が降り続くなか、ピアノや エレクトーンを弾かせてもらい過ごす。 宿のお嬢さんが弾く、ショパンの腕前は なかなかのもの。 明日、天候は回復するだろう。 宿も今日で三日目の夜。 明日には出発しなくては。 しかし、足の腫れは引かない。 明日になったら、すっかり腫れも痛みも引く、 という奇跡はおきるのかf(^^; 夕食後、階下からまたエレクトーンの 音が聞こえてきた。 膳を下げて一階に降りる。 すると、宿の女将が、 「もうひとつ出し物があります」 と言って、娘や姪っ子たちを集めた。 そして、お嬢さんのピアノ伴奏で 歌をみんなで歌ってくれた。 「大切なもの」 空にひかる星を 君とかぞえた夜 あの日も 今日のような風が吹いていた あれから いくつもの季節をこえて 時を過ごし それでも あの想いを ずっと忘れることはない 大切なものに 気づかないぼくがいた 今 胸の中にある あたたかい この気持ち くじけそうな時は 涙をこらえて あの日 歌っていた歌を思い出す がんばれ 負けないで そんな声が聞こえてくる ほんとに 強い気持ち やさしさを教えてくれた いつか会えたなら ありがとうって言いたい 遠く離れてる君に がんばる ぼくがいると 大切なものに 気づかないぼくがいた ひとりきりじゃないことを 君が教えてくれた 大切なものを・・・ (作詞・作曲 山崎朋子) 少し涙が出た。 明日、奇跡は起きなくても、 歩くべき道はそこにあるに違いない。(^^)


FACEBOOK 2014.8.10 PM21:02


FACEBOOK 2014.8.10 PM21:02


FACEBOOK 2014.8.10 PM21:02


第5日目目 次第7日目